その3 コッパ・デ・小海の虫たち・T チシタリア,スタンゲリーニ

 
 '48 チシタリア 202 スポルト・クーペ・ミッレミリア。

 ニューヨーク近代美術館に“動く彫刻”として永久展示されて
 ている,ピニンファリーナの最高傑作として知られています。
 何故にそこまでの評価を受けたのかというと,それまで別個
 になっていた泥除けと車体との構成を,連続したデザインと
 して美しくまとめ上げたからです。
 このクーペのほかにスパイダー・ボディも存在し,よりウエスト
 ・ラインの低められたそのスパイダーの方が僕は個人的には
 好きなんですが,大宮のハタ・クラッシックカー・ミュージアム
 でその美しいスパイダーを観ることが出来ます。

 エンジンはフィアットの1100cc OHV エンジンがベースで,3
 種類のチューンのうち,このミッレ・ミリアが最強バージョン。

 
 上:'48年 スタンゲリーニ 1100 スポルト。
   ナンバーが「1946」となっているので'46年製かと思い
   きや,スポルトの登場は'47年からです。
   名古屋のガレリア・アミカ所有(たぶん)。

 下:'53年 スタンゲリーニ 750 スポルト。
   オーナーの福田氏はスタンゲリーニ・マニアとして有名。

 基本的には,750 Sport と 1100 Sport が存在しますが、
 エクステリアのデザインは多種多様です。
 少排気量クラス制覇を目指してミッレ・ミリアに果敢に挑んだ
 イタリアの“虫”たちの代表選手です。

 その4 コッパ・デ・小海の虫たち・U に続く