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帰ってきたおばあさん|名古屋公演|2009年7月11日(土) 帰ってきたおばあさん|愛知県芸術劇場・小ホール

★『 帰ってきたおばあさん』 名古屋公演開催決定!
神田さち子がライフワークとして続ける語り芝居、『帰ってきたおばあさん』。日本各地で感動を呼び、ロングラン上演を続けています。

□ 日時 2009年7月11日(土)
15:00開演(14:30開場)
□ 会場 愛知県芸術劇場・小ホール
(地下鉄東山線・名城線栄駅4番出口徒歩3分)
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□ 料金 ◆前売券:3,000円
◆当日券:3,500円
【全席自由】
□ チケット取扱い 神田さち子語りの会
Tel&Fax:042-480-9369
E-Mail : sachiko1189gmail.com (←全角アットマークを半角「@」に書き換えてから送信して下さい。)
□ 主催 神田さち子語り芝居実行委員会
□ 後援 中日新聞社/中部日本放送/劇団シアター・ウィークエンド(代表・松本喜臣)
□ 協賛 (株)トピア
□ 企画制作 神田さち子語りの会

あらすじ

念願叶って懐かしい祖国に一時帰国した王桂花(日本名:鈴木春代)。鹿児島の錦江湾の浜辺で、ボランティアに自身の半生を語り始めた。「わたしたち夫婦は、新しい生活を目指して満州(中国東北部)開拓団に加わり、大陸へ渡りました。農業も順調、子宝にも恵まれて、私たち家族は幸せでした・・・。」
その幸福も日本の敗戦によって激変する。逃避行の中で春代は我が子を手にかけ、匪賊に襲われ、夫にも見捨てられる。置き去りにされた彼女を助けてくれたのは中国人の王才人。彼との間に子供も産まれ、再び新しい家族と幸せを見いだしたのもつかの間、中国全土に吹き荒れた文化大革命の嵐で彼女の家族はバラバラに・・・
「私たちは、日本の国へ何も言うことはありません。ただ、私たちのような者が中国の地にまだたくさんいることを、忘れないで下さい。」

プロフィール

●主演:神田さち子
朝倉高校・西南学院大学卒業。「神田さち子語りの会」を主宰。奈良・東京で後進を育てる傍ら、「車いすの語り部」との二人三脚の歩みは有名。その体験記が文部大臣賞受賞(1982 年)。語り芝居『帰ってきたおばあさん』(第55回文化庁芸術祭参加作品)は1996年初演より全国各地で絶賛上演中。1997年、アメリカのジャパンフェスティバル、名古屋御園座、映画『ユリイカ』、NHKラジオ『日曜訪問』に出演。著書に『あなたに伝えたくて』『心のはらっぱー語り愛つむぐ』『奈良のむかし話』『奈良の伝説』ほか。

●原作:良永勢伊子
1931年福岡県生まれ。福岡外事専門学校(現福岡大学)卒業。1986年『赤い夕陽の大地で』が読売女性ヒューマンドキュメンタリー大賞にて優秀賞。日本テレビより放送される。主な著書に『忘れられた人びと─中国残留婦人たちの苦闘の歳月』他。

●演出・上演台本:杉山義法
1932年新潟県生まれ。日本大学芸術学部出身。NHK『天と地と』『赤ひげ』『春の坂道』『宮本武蔵』『妻たちの二.二六事件』『風見鶏』『夏の光に……』(モンテカルロ国際テレビ脚本賞受賞)。日本テレビ『忠臣蔵』(テレビ大賞特別賞85)。『白虎隊』(同優秀作品賞86)『田原坂』(ATP優秀作品賞87) 他。演劇制作者集団ドラマバンク主宰。

スタッフ

企画制作:神田さち子語りの会/舞台監督:野口ひろとし/照明:土田保照明事務所/音響:拝野暢男・西田実/音楽:中田崇・富永節子/演出助手:奥野月琴/写真:犬塚治男


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