2003/05/25 (日)

水彩画の妙手

ー初夏の山里には水彩画の妙手が潜んでいるー(信濃毎日新聞”斜面”より)う〜〜ん何と美しい文の始りか。

松本のホテルでの目覚めは、この一節に吸い込まれつつ、いつしか私の頭も彩られてきたようです。
昨日運転手さんも「今日本で新緑が一番”旬”なのは信州ですよ!」と自慢げだったな。街路樹の「桂」も若木から抜け出しキリッと聳えるその姿ぶりには朝日もちょっと恥じらい気味でした。

今回の講演は諏訪湖のほとりのホテルです。幅広い年齢層の方々が最後まで真剣に身を乗り出さんばかりに聞き入って下さり、その息遣い、眼差しを一身に受ける時私は最高に幸せな「共感のひととき」をいただけるのです。
キャンパスにゆっくりじわじわとそして大胆に一気に染め上げた水彩画のような・・・シアワセ色を!

2月は伊那、飯田、5月は松本、諏訪の4会場でお会いした皆さん!7月18,19日の舞台で再会しましょうね。
その時お互いはどんな色に心を染め上げたらいいか〜〜楽しみです。

アルプスの夏山はでっかく果てしなく広がる心のキャンパスだ!


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