カーネーションに寄せる想い
松本公演で、満州引揚げ体験の三沢宏泰様からプレゼントされたカーネーションの花束を抱いていますと、さまざまな思いが巡ります。
“戦争は弱か者が犠牲になるとです”主人公の春代のことばを心の中で繰り返しながら・・・
折りしも事務局長の手塚さんからFAXが入りました。
「体当たりの演技に驚嘆しつつ問いかけてくる戦争とは・・・国家とは・・夫婦愛とは・・などなど人としての生き様を反芻しながら帰路についた」とありました。
舞台で花を渡しつつ「何も言えません〜〜」と潤んだ瞳をなさった三沢さん。あなたの涙はまたより一層私の秘めたファイトになりましたよ。