2003/08/29 (金)

夏の終わりに

百日紅が夏の終わりにゆっくり揺れています。
このピンクの色を眺めながら毎年「自分の夏」を振り返る習慣がつきました。今夏も熱い心のしめくくりは平和を願って集いあう西東京市の皆様に招かれてお話をさせていただきました。

6月初めのころアメリカ滞在中の私の元へ何度もメールが届きました。市民として一生懸命この企画に取り組む裕子さんからです。どんな講演を?より皆さんに來聴していただく為のタイトルは?時間の配分は?〜〜と。彼女の熱意がどこの旅先にも伝わり私も娘のパソコンから応答したものです。

24日当日・・・事前打ち合わせ、会場の下見もお互いにやりましたがやはり講演と早変わりの後舞台のハイライトシーンをというやり方は熟練技を要します。1人何役も裏方をしている裕子さん。幕を開けつつ音響のスイッチ〜〜おやっ?舞台の照明が落ちない、すばやく入り口の照明地へ走る、シマッタ音響はそのままだあ!誤差音(?)に苦笑いしましたね。
今振り返るとその奔走中の”したたりおちる汗”は市民の一人として平和を願って溢れ出た肌イヤ全身からの叫びだったのではないでしょうか。

来年5月西東京市で本公演です。
今数通のお便りを戴きました。
[戦争でわが子に手をかけるなんて信じられないと小5の息子はずっと言い続けています。ずっしりとあなたの心が届いたようです」「生きる力をただただ有難う。5月を待っています」

さあ裕子さん共に・・市民の皆さんとの新しい出会いに更なるファイト!!



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