2003/09/18 (木)

お便りありがとう!

みずぐきの跡も麗しい筆文字の茶封筒が届きました。端正な楷書ーーあ々三奈木小学校からだとすぐわかりました。
あの夏の日の体育舘は、今では周りがコスモスに囲まれ、中庭の小川の水辺では虫たちが思いっきり合唱し合っている事でしょう

「8・6へいわがくしゅう」と題した感想文(お便り)が届きました。
「せんせいの言うことをきいて逃げたのにひこうきがばいになってばくだんをおとすなんて」「せんそうという4文字がなぜ人の血を流さなければならないのか。死この1文字は私たちの夢を奪うこと」「人の命も自分の命も大切。傷つけあう事もあるけど頑張って生きていきたい」[58年たっても悲しみは癒えてはいない。今も争いが起きている事実を知っておこう」

3〜6年のお便りを何度も読ませてもらいました。素直さ、客観性など学年を経た”学び””心の成長”が手の取るようにわかりました。

[神田さん、一人芝居で戦争の事を伝えるのは疲れるでしょう?」と6年生が。「いいえ!あなたがたが”戦争は決してしてはいけない”と少しでも思ってくれたら、心に残ってくれたら・・・それでまた元気がでてきますよ」



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