2003/11/11 (火)

燦々と

1枚2枚・・15枚!イヤもっと多くの方々と挨拶をし名刺を交換し合ったはず。昨日のことですからまだお一人お一人の印象が強烈に蘇ります。そして昨晩のイベントが・・・

「やはり雨か・・」
止みそうもない小雨が少し心を縮め、つくづく”雨おんな”またしてもここにありか・・・嘯(うそぶ)きながら今日の仕事の会場へとまいりました。
(社)法人会の秋季例会の招請で、私の民話の語りとお話そしてピアニスト中島裕紀氏と「平和を願って」のジョイントを1時間半やりました。豪華なホテルの一室が会場です。

2時間前から私達、幹事さん達そしてホテルの担当者の皆さんがそれぞれの分野を手分けして準備に余念がありません。
ベートーベンの「月光」をBGMに(贅沢にも!)司会者は原稿のチェック、知人は小道具のススキを持参の笊にさし、ホテルマンは汗だくで看板をつるす作業、私は衣装の点検 etc・・・舞台裏は地味な裏方「本番仕事」。気づくともう開演5分前になっていました。

ここは懇親会会場。先ほどの舞台、ジョイントの興奮がまだまだもちきりの状態です。中島氏には「もっと々聴きたかったのに!」「あの指の動き〜〜もう宙を切り舞っているようで・・」「今度はいつリサイタル?」「お若いと思ったのにベテランなんですね」と止む事ない賞賛でした。

「長い間温めていた2人のジョイントをこの私たちの会場で初めて・・・」と支部長が何度も感慨深げに仰っては、喜んでくださいました。そのお言葉は燦々と輝く会場のシャンデリアに負けないくらい私達の心に”自信の灯り”をともしてくれたようです。



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