2003/12/04 (木)

勢い

何事も「その時の勢い」と言うのがありますね。人も一番油が乗っている時ってあるし、「〜〜盛り」と言う表現にも変えられます。

勢いがある人って声にも張りがあり、パワフルで気がつけばその人の”節”にすっかり乗せられて〜〜いやとりこになって「そうだそうだ!」と首をタテに振っている自分がそこにいたりして・・・

先日いわゆる改革首長といわれる方の話を伺いました。少し舌のまわりがもたつき、はるか遠い理想論的演説がこの世界の「長老の証」。だが今回は違ったぞ。

地域の中での具体論であり「やりあげた事」「やっている事」「やりたい事」とすべてが 〜ing〜であり言葉が寝ていない、起きているのだ。国家、世界を念頭に、しかし足元はちゃんと固めつつ地道に「タバコポイ捨て」にも声かけを怠らず「住基ネット」にもとことん市民の声に耳を傾ける。

地方の時代、活性化は地方からと謳われはするが現実は火の車。さあどうする市長、町長、村長さんたちよ。ここはひとつ提案。
「東京都の役目ってなんでしょうね?」と大胆に参列者に問いかけ「区民の為にこそ自分ありき」という勢いに溢れた今夜の首長と膝を交え合い、せめて「話術ーー語勢」でも会得なすったら?



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