2004/01/19 (月)

みんなでつつく(2)

文化の違いがよく判るのは食事を共にしたときでしょうか。

古来より伝わる五味(甘・辛・苦・酸・塩)5色(白・赤・黒・黄・緑)を美味しさの秘訣として守っている韓国料理。時としてこの”激辛ブーム”は日本にも見事に上陸し、真っ赤なキムチはどこのスーパーにも置かれていますね。

本場の食卓でもテーブル一杯に並び(7〜10種くらい)まずは「キムチでどうぞ!!」
日本の「お通し」的なもののようです。
上戸はこれでもう十分に酒の肴。ごはん族はちょっとヒリヒリの”おしんこ”です。

同じものを同じ”金のお箸”でつつきあい口にするのも初めて経験しました。すき焼き、鍋物と日本でも自分の箸で取りますが取り皿があります。直箸にキョロキョロしている私に「お皿に一度移してどうぞ」と優しく仰ったのはセイジンさんのオモニ(母)

食事の味付けの芯になる{こしょう}は私が知っている「唐がらし」とは比較にならないような”太っちょ”です。
その家に男が生まれると写真のように大きなカメに赤いこしょうを飾るそうです。女の子の時はないとの事。

「どうして?」「昔からそういう風習」・・・
どうしてかご存知の方教えてください。




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