2004/02/02 (月)

奇跡!

奇跡・・・久しぶりにこの言葉を信じたいのです!先月24日故郷の福岡県甘木市、朝倉郡の広域文化圏の人権・同和教育研究会から招かれ「帰ってきたおばあさん」の舞台をやりました。

羽田を発つ23日は「無事神田一行は福岡へ着地できるだろうか」と主催者の市はヤキモキなさったようでした。何しろ10数年ぶりの大雪が九州を襲ったんですもの。
乗り換えする事2度。何時もの高速は凍結でストップです。途中野山の雪景色を眺めつつ会場に到着しました。

「山間部の人たちから断りのTELがはいったり、予定どうりに24日は出来るのか?という問い合わせに追われています」と担当のひかりさんの弁。「もう十分にやるだけやったから・・。気象庁の”24日は大雪”の予報が当たらないことを願うわ」と私もスタッフも開き直りました。

明けて本番当日見事でしたよ!
何処に大雪が? 何処に舞う粉雪が?
86歳の母は夜中に何度も起き、冷えきったガラス戸を開け、雪の存在を確かめたそうです(私は熟睡)。可さんは何十年ぶりにテルテル坊主を作られました。

冬将軍も私たちの熱気で吹き飛ばした・・・そうかもしれない。でも大地に眠る多くのみ魂が「頑張れよ!」と一人でも多くの皆さんに見て貰いたいため「出かけ日和」にしてくださった。

公演の翌日は・・・朝からボタ雪が吹雪くように舞いきりました

まさしく「その日」だけの奇跡日。   (写真は大きな々立て看板) <つづく>    





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