2004/04/08 (木)

爛漫 and 幽玄

知人が留守。どうやら”桜前線北上の旅”に出たようです。昨年角館、弘前から絵葉書を頂いたのを思い出しつつ、私の"地元桜詣で”は?

お彼岸の頃、多磨霊園の反対側にある東郷寺で枝垂れ桜を堪能しました。(こころは京都円山公園へ旅しくだんのものを鑑賞している気持ち)1日は仙川駅前の桜。開発で処分されかけたのを多くの人々の署名運動で「夜桜コンサート」として蘇りました。
樹の下でのミュージックはまたオツなものです。

王道上野では飛びっきりの花見日和となり、人見?花見?で少々疲れました。
その夜は野川でライトアップされた夜桜見物に。照明で浮き上がった様は妖艶、幽玄!!折りしも春風が吹き闇夜に弧状に花びらが舞う様はそぞろ歩きの人たちの口から「ワアッ〜〜・・・」と溜息です。十五夜の前日でしたが月も顔を出しました。

幻想の世界にいざなわれた私は橋の上で身じろぎもせずこのひと時を堪能したのです。

(写真は両岸の桜が交錯し川面に映える・・といきたかったのですが)




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