2004/04/16 (金)

再び 詣で

よかった!有難うございました!!
お地蔵様 一緒に祈って下さったんですね。
三人の人質解放を聞き直ぐにあなたに手をあわせに深大寺へ。

このニュースが流れて直ぐに私の周りでは署名活動、デモ、抗議のメッセージ・・・皆自分でできる事から動き、取り組みを始めました。時間の調節の出来ない私は、自分で心を寄せるやり方で1週間を過ごしました。

もう奥氏、井ノ上氏の悲しみは二度とイヤ。”父を知らない赤ちゃん”誕生を知った時(井ノ上氏婦人は夫の死後2ヵ月のちに女の子を出産)私の胸は張り裂けそうでした。58年前とはいえ白木の箱を抱いた伯母、従兄姉達の姿がだぶります。

人は自然の理に添い死んでいくものです。決して「殺したり」「殺されたり」していくものじゃありません!

作家の桐野夏生さんは「世の中の不条理を永遠に引き受ける人たちがいる。それが弱者」と述べています。”戦争をすると弱い者が犠牲になります”私は舞台から自分の言葉としてこのセリフを言い続けています。

まだ二人が行方不明。「日本人は三人の命が助かったと言って喜んでいるがイラクでは数千人が米軍の攻撃で家庭を失っているのを忘れないで貰いたい」というイスラム教スンニ派のジャーナリストの言葉も忘れません。

お地蔵様 これからも詣でを続けますよ。




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