2004/05/24 (月)

日光へ

”そこに湖があり 高原があり 山岳がある。花が咲き 鳥が歌い 雪が舞う。 果てしない樹林帯には 新緑も紅葉もある。このような栃木路を「生きた箱庭」とでもいえばいいのだろうか”(山と渓谷社よりー1984年版)・・・ちょっと古いな〜〜このガイド文。

こんなうたい文句に誘われてではなく、中国慰霊の旅のお仲間との再会の場がここ日光でした。私自身14日の「満員御礼」の立て看板付きの公演が無事終了したことに 感謝の気持ちで参拝がしたかったのです。ただ無心に手を掌わせたかった。

松尾芭蕉が「奥の細道」で日光に立ち寄り詠んだ句
   あらたふと青葉若葉の日の光
まさしくこの時期!杉並木からは霊気のように一条の新緑光が差し込んでいました。何度両の手にその気を戴きたく深呼吸をした事でしょう。

グットタイミングな事に春の例大祭「百物揃千人武者行列」なるものを見学(写真)日本三大祭りの一つ・・京都の葵祭り 奈良のおん祭り・・だそうで私はこれで全部制覇。

勿論「見ざる・言わざる・聞かざる」は何度見ても楽しいし陽明門では”日暮し眺め”で時間をとる。

でもね お猿さん。今はよ〜く「見て 言って 聞く」これをしないとヤバイと思いません?




「さちこち」バックナンバー目次へ戻る