2004/07/18 (日)

丸山牧場の照子おばちゃん!

羽田発6時30分で函館へ。2ヶ月前からの計画なので東京の仕事が押せ押せになり決定事項を残しつつも 後ろ髪を引かれる思いで一気に機中へと〜〜。

札幌の喧騒を逃れて、函館〜長万部とコースを北上しました。
東京の35度から一気に18度の快適温度。緑濃いい大自然が照子さんの笑顔とともに待ってくれていました。

”この笑顔!”ホッとしました。はにかんだ様な、でも心から人を受け入れる自然体の彼女。以前は上塗りが多かった私の心と体でしたが この駅から 彼女と出逢った瞬間から かなぐり捨て始めるのです。何年来この作業をしてきたことでしょう・・・

彼女は高校の同級生。長い年月を経て それぞれ歩む道は違ってきたけど 根底に敷かれている土管はいっしょ。ともに”世間”というでっかい石にひび割れし 水漏れした時もあったが、”歳月”が上手に補修作業をしてくれたようです。

北海道の原野から切り開いていった彼女の人生。今 自分達の牧草地の樹木を切っては皮を剥ぎ 乾燥させ いつの日か誰の手も借りない「ログハウス」の建設を・・・

その日を夢見てきょうも「照子おばちゃん」は黙々と霧雨の中で
皮を剥ぐ。ひたすら ひたすら・・・・  (写真は作業中の照子さん)





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