駆け足で 奈良へ!
雨上がりの古都はしっとりとしていました。
世界遺産の平城旧跡を 近鉄電車の車窓から眺めると否応なく二十数年前の子育て 自分探し 自分育て・・・が蘇ります。
どうしてあんなに シャカリキに自転車で走り回り 子供が学校へ行っている僅かの時間を!!と 心をカッカッ燃え起たせていたのだろう〜〜。
幼稚園 小学校の母親と共に作った仲間 新聞社のペングループ
民話の会 奈良たんぽぽの会・・・列挙に事欠かずで疾走したものです。 ほんまに若かったわァ〜。
南都七大寺のS寺も元気に自転車で通った所です。
そう〜〜私も一応お花のたしなみがあるんです(驚かないで!)
この境内の一角に居を構えていらっしゃる島津芳子先生に手ほどきを受けました。
今回連絡なしに ぽっかり尋ねたのに「お茶の稽古日」でご在宅でした。どんなに嬉しかった事でしょう。
掃き清められた砂利道の脇には 目にも鮮やかな、あやめが咲いていました。玄関には「大きく開きすぎたのよ」と仰る芍薬が風情ある甕に活けられていました。
古都の語らいは 止められないくらい至福な時となりました。
(写真: 静寂な南都七大寺のS寺境内)