このホールを訪れたのは久しぶりでした!
平成16年から始ったNHK教育テレビの「介護百人一首」の公開録画であゆみさんが司会をしたのです。先ずは駆けつけ応援を!
この番組は彼女が出演しているという事もありますが 私の周りの人達がまさしくこの番組そのものを「地」でいっている人ばかり・・・切なく愛しく心に迫ってくる番組なのです。
今回介護する人 される人から短歌を募集したら 全国から5222首寄せられそのうちの100首が選ばれたのです。番組を通して「歌を詠む事で気持ちが癒された」「介護で悩んでいるのは自分ひとりではないことに気づかされた」(介護百人一首主催者より)方々のナント多いことでしょう。
゛妻逝きて 三千日余の介護止む 介護グッズの山は淋しく
(詠まれたご主人がインタビューに応じてこう仰いました・・・色々整理 片付けをすると 妻が更に遠くへ行ってしまうようで・・・)
゛幼き日負いてすごせし孫が今押す車椅子に身をゆだねおり
(中学生の男のお孫さんが会場に。おばあちゃまの隣で逞しくも愛しく座っていらした。どうしたらこんな良いお孫さんが〜〜と会場から羨ましい溜息が漏れた)
゛聞かれたら「ゼッコウチョウ」と答えいることばも歩みも
ままならぬ夫
(思わず゛絶好調!≠ニ口ずさんでみた私でしたが切なくって〜
゛寝たきりの言葉無くした母なれど クシャミの声は
母のものなり
(ちなみにあゆみさんが好きな一首でした!)
「いつか私たちも通る道」の心の叫びはまだまだ沢山心に残りました。この番組は 2月12日 13日kNHK教育TV午後8時より放映されます。是非ご覧を!!感動しますよ!!
**抜粋短歌は「NHK福祉ネットワークスペーシャルー介護百人 一首より」 (写真: ホール前にて)