2007/04/24 (火)

柔なる心  (6)

美和さん あなたはスペイン語が堪能なのよね!

クラコクのモニカさんは私の「アンネのゆめ」という紙芝居をポーランド語に通訳してくれました。
場所は「ヤマ・ミハリカ」というこ洒落たパブ。1階なのに薄暗くアール・ヌ−ボーの内装の広い店。聞くと ポーランドでは早くから存在した著名なる芸術家の溜まり場とか。何となくフランスのムーランルージュを思わす雰囲気が漂います。

モニカさんが奔走して声をかけてくれた後輩や芸術家が10人位集まっていました。日本語学科の1年生と美大の教授とか。
「Dobry wieczor!(ドブリィ ヴィェジェス こんばんは)」

「日本の小学校の先生がアンネフランクを通して平和の事をず〜〜と語り継いで26年、その紙芝居をします〜〜」すかさずモニカさんが訳してくれました。スライドを映しながらですから時間が掛かりましたが 何とか終了。
その後は後藤さんが書道の起り 書体のことなど話し 実演に入りました。勿論書いたのは「平和」。皆さん素早く筆を持ち 臆することなく書きました 筆を走らせましたよ。中には「洗濯機」と書いてくれ私たちを驚かせました。

この交流会を持つ迄モニカさんは文化センターと掛け合いスクリーン調達 通訳原稿 パブとの連絡 時間調節〜〜粉骨砕身でした。おもてなしを知っている”柔なる心の持ち主”でした。
   (写真:交流会風景)






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