2007/05/29 (火)

カンヌ国際映画祭 グランプリ受賞!

28日のマスコミは 悲喜こもごもの番組、紙面作りだった事でしょう。

トップに大臣の自殺記事。 その下で大きくあなたがガッツポーズで満面の笑みを!これはせめてもの救いでしたよ。

河瀬直美さん カンヌ国際映画祭グランプリ受賞おめでとう。
出逢いから もう10年以上経ったのですね・・・。
97年「萌えの朱雀」という映画を製作する為 カメラマンとご一緒に吉祥寺の居酒屋で飲みましたね。

奈良ご出身 そしてあなたの小学校の恩師が私の知人という事で話が盛り上がり〜〜随分杯を重ねたような思い出がありますよ。
「目がキラキラと輝いている可愛い女性だな」が初印象。女性監督にはとても思えない学生気質がまだそこかしこに〜〜。

その後「萌えの朱雀」がカメラドール(新人監督賞)受賞。カンヌ映画祭では世界最年少だったのであれからあなたは”時の人”。まだ台本化されていないゲラ(あなたの生打ち原稿)を
「読んで下さいね」と 私に差し出した素直で、真っ直ぐなあなたの姿が忘れられないな・・・・

苦節10年。
光る「眼力」(めじから)は変わっていない。
おめでとう直美さん! 「映画をずーと続けていてよかった」とぽろりこぼした本音。そうだよ 直美さん!!

受賞作「獱(もがり)の森」絶対観るよ。
     (写真;カンヌでの受賞インタビューTVより)




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