2007/06/10 (日)

奥湯河原へ

終日 温泉に身を置きました。
奥湯河原 万葉の里と称される所で飛びっきりの新緑 滝 せせらぎ音 かっこう〜〜と暫し俗世界を忘却の彼方へ押しやって”木立のひととき”〜〜。

私の住む調布には深大寺一帯を抱えていますので緑には結構恵まれています。駅までには電通大学構内の桜古木アーチをくぐりますので 「森林浴」堪能!

でも滝 岩 ほとばしる水瀬 せせらぎ・・・これは旅ならではの醍醐味でした。小山一帯に旬の花 紫陽花が出迎え 新緑がまばゆいくらい〜〜山に陽があたる!!

「えぇ・・・勿論 キツネ リス サルなど居ますよ。熊はまだであいませんがね」と仲居さんはサラリと応える。「まあ〜〜せせらぎがそんなに郷愁を?そうですか〜〜。私どもはむしろうるさい位。カッコウの鳴き声なんか茶飯事で気にも留めませんよ」ときました。

打ち水された玄関は縁台風情でお出迎え。まさしくホッと一息。 清水 うちわ 大鉢には紫陽花をメインに 投げ入れの豪快な山の花々。おや奥には置物のタヌキの夫婦がユーモラスにお腹をだして・・・。裸の付き合いを!!と言ってくれているようでした

隅々にさりげなく飾られている花。いらっしゃいませでロビーで一息。出されるのは恒例の「お茶&地元名産のお菓子」と思いきや ピンクの紫陽花をそっと添えた簡素なソバ一式。風情という「おもてなし」で、まあ〜〜美味しそう!!その後露天風呂で又せせらぎ音と戯れました。

帰途お見送りの仲居さんが一言「私たちは ネオンが時々恋しくなりますよ」。       
     (写真; 「白雲荘」玄関前)






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