見て下さいこの毛筆! 勢いがあるでしょう!!
世の中 殆どパソコンで事足りる時代ですが 私の周りはまだ直筆お便り組が多いようです。考えると便箋〜文を練る〜修正〜封筒〜郵便番号〜切手そしてやっと投函。
私なぞ 電車に乗る前に駅前のポストで! 気づくと都内を通り越し 地方の公演地から投函した事が何度あることでしょう。
先日からの地元公演のお礼を手書きしている私は そろそろ肩甲骨あたり一帯が”こりこり”。限界だァ〜〜とブツブツ言いながらも 今度は次回の公演お知らせ来場願いをせっせと手書き・・
そんな中 届いたのです。蒸し暑さも吹っ飛ばすようなこの一葉が。高校の先輩で県章製作者でもある。これは来年の母校”朝倉高校の100周年”の記念品用とか。
古稀を越された先輩は 私への便りにも直筆で過日の舞台のコメントを書き添えて下さっていました。ご多忙でいらっしゃるだろうに〜〜な、と思いを馳せたものです。
直筆ーーー自分に心を寄せていただいた分 自分もその方へ。
そんな力があるような気がして 今日も湿布しながら机に向かう雨誘う日の私でした。
(写真: 毛筆一葉)