2008/01/29 (火)

介護百人一首

26日午後NHKふれあいホールへ。
恒例の介護百人一首の公開録画に我らの仲間あゆみさんが毒蝮三太夫さんと共に、司会をするので応援観戦です。ゲストは安藤和津さん 吉永みち子さんほかでした。

   やさしいのう あんたの親の顔みたい
       わたしの親はあんたでしょうが
*** しょっぱなから ユーモア一首。ペーソスに切なくなる

   
  脳細胞ゆるるゆるると壊れゆき
       君は菩薩にわたしは夜叉に
*** 平穏な老後が訪れるはずでしたが〜〜と作者の弁。
   私は周りでこんな修羅場をたくさん見てきました。

   
   ばあちゃんがご飯とのりでぼくに「あーん」
        1日1回二人のひみつ
*** 12才のボクは大好きなおばあちゃんの隣席でにこにこ。毒蝮さんの依頼で「あーん」と   おばあちゃんへ顔を向けたボク。  素直!可愛い!こんな孫が欲しいな。

最後に選考委員でもあった女優の真屋順子さん(2000年脳内出血で倒れる)の一首

    女優なら 片麻痺なんぞ 三幕の
         ヒロイン役と 思えばいいさ

2月6日(水)7日(木)NHK教育TV午後8時から放映です。毎年ながら帰途で味わう感動は「いつか必ず訪れる道」と心してます
      ーー短歌は全て「NHK介護百人一首」よりーー
    (写真:ふれあいホール前)




「さちこち」バックナンバー目次へ戻る