2010/07/08 (木)

「明年再来!」(10)−最終ー

ハルピンの空港までのお互いの合言葉は「ミンユェン ツアイライ」何度も何度もお互いに言い合いました。
又来年お会いしましょう!!

昨年、大連ー瀋陽ー長春公演の中止。これにはすっかり落胆の境地でした。「日本人の現地墓参りの帰り、あなたの舞台をハルピンで見れたらどんなに素晴らしいでしょう」という奥村正雄先生(フリージャーナリスト)の一言で再始動したのは年明け。

今こうして6月22〜27日までの訪中記が書けるなんて〜。
全てに感謝の念で一杯です。
中国の長春大学光華学院 養父母連絡協議会 紅十字会 通訳の旅行社 長春へ話をつけてくださった高一民さん 日本中国文化交流協会  田中さん 島崎さん スタッフ そのほか支えていただいた皆さん方ほんとうにお世話になりました!2回目の中国公演”盛会”に謝々 謝々。
「明年再来 明年再来」
   写真:(松花江に沈んだ夕日。川岸には涼を求める人々がいつまでも)


 

段亦晴監督と(9)

本番前に「舞蹈系」という映画の「新進・段亦晴監督」を紹介されました。
劇場入り口でチラッとお会いした時は知る由もなく「ベージン、ベージン」と胡会長の声が聞こえたようで、私はすかさず「??」という顔に「ニーハオ」とだけ返したのです。

通訳の申さんが改めて紹介した方がまあ、なんと「さっきの入り口の彼」でした。
そういえば〜〜中国の超ベテラン女優を養母に、周りを東北師範大学生の協力で製作された映画は中国での試写会で大好評だったと出立前に資料を戴いていました・・・のに・・。

監督はわざわざ北京から私の舞台を観るためにハルピンまで。だから最初に耳にした「ベージン」は「北京からわざわざ貴女の舞台を観劇に!」とう言葉だったのです。監督は最後の交流会までいらしてくれました。

平和の為に共に尽くしましょう!9月の長春での映画祭には是非来ていただきたいと招請〜〜何度も何度も握手を交し合いました。写真:(段亦晴監督と本番前にお互いのパンフレットをもって)




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