小澤征爾さんが腰痛の為内視鏡手術をなさるというニュースが入りました。昨年、食道がん手術から無事復帰を果たされ「サイトウキネンコンサート」では指揮台に立たれました。どんなに世界中の「オザワファン」が待ち望んでいた事でしょう
昨年暮れ、偶然でしたがニューヨーク・カーネギーホール公演帰途後(成田から直行)小澤さんの指揮でクリスマスソングを謳うと言う幸せなひと時を戴きました。成城大学記念ホールで「城の音コンサート」に駆けつけ特別参加。まさしく機内でのリラックス服そのままのお姿でした。
会場の皆さん殆どが60年来のお付き合いそして関係者ばかりでしたので小澤征爾さんが壇上に立たれた時は安堵の吐息が漏れましたよ。痛々しいほどおやつれになっていましたが、いったん指揮棒を持たれるとその眼光から放つオーラ、体全体が音を支配する姿勢には病みあがりなんてとてもとても!!
隣席の知人は涙をこぼしつつ、終了時には「感動で立ち上がれない」と言ってました。
小澤さん、どうか手術の成功をお祈りしています。
写真:(征爾さんの実弟小澤幹雄さんと共に)