花は語らず〜〜

知人のアナウンサーが宮城県O体育館へボランティアに出かけました。事前研修、彼女が担当の読み聞かせ用の本探しetcーー随分図書館など廻って地元の話をみつけ、少しでも元気が出る内容を選んで！と心して出かけたのですが〜〜〜。

帰京した彼女。
黙して語らず・・・・本当にどうしようもない無力感・脱力感を味わったようです。いったい、何が出来たのだろうか、あの体育館で、と自責に駆られる彼女に私は声をかけられません。私も彼女に何も聞き出せません。落ち着いて彼女が語るまで待ちましょう〜〜。

悶々とした中、緑風の中に身を置き、オゾンだけ享受したいと昭和記念公園へ出かけました。入り口の花壇に燦燦と注ぐ光、切ないほど花が咲き乱れていました。
「この銀杏の樹もあの地震に耐えたのね」という私に
「自然は自然に優しいのよ」と喜久子さんの弁・・・この言葉が心に残りました。
　写真：（青空が覗ける！！）