長い間、切れていました舞台用の絵葉書きが出来ました。13日の本番で初めてお披露目できます。
一足先にここで〜〜。
デザイナーは「折角の舞台葉書きなので、流れがないと・・・」と言ってなぜか、おばあさんのスナップが殆どでした。エツ、もっとチャーミング(?!)なのが1枚くらいなかったァ、と探し回りましたが、どれも帯に短し、襷に長し。
もうこれでいく!で、この5枚です。どれが1番最後まで残るかな。 写真:(出来たての5枚の舞台絵葉書き)
故郷の先輩から自分史的歌集「風船かづら」が送られてきました。歌集なのですぐ目を通せば良かったのですが、長引く残暑でつい机に積み重ねていたのです。
*いくつもの病を神は与へ給ふ
それでも愉しわが人生は
3歳上ですので古稀過ぎだと思いますが、そんなにも多くの病を抱えていらしたのか〜〜数年前お会いした時は確か杖を付いていらしたな・・・
*母が炊きしきりぼし大根匂へるを
車に積めり今年が最後と
この1首には胸が迫りました。哀なくなりました。入院中の母を思い出しました。私の母は今隔離された病室で毎日どうしているかな・・・床ずれが悪化していないだろうか・・・。
*もろともに戦友として生きて来し67年母よ忘るな
同感です〜〜。この年まで母を偲べるのは本当に有難いと思いつつ、長生きしてください!としか言えません。
最後にもう1度”同感・共鳴・納得”と言った1首。
* 後ろ楯も媚ぶる性とて持たぬ吾に
脚のなき虹中空にたつ
でも私は今しっかりと言えます。心細かった数十年の歩みでしたが今は大勢の皆さんに支えられ、育てられかけがえのない”後ろ盾”がありますと!
写真:(先輩の歌集)